筋はたわいもない。
クライマックスに劇中劇で犯人を指名するなどという、東映映画では気取ったことをしていた。
しかし慣れない事はするものではない。
犯人役が誰か見え透いていた。
この映画は何と言っても、むっつり右門大友柳太朗とあばたの敬四郎進藤英太郎の掛け合いが楽しい。
女優では、丘さとみ、桜町弘子
新三人娘の中の二人が出演していた。(あと一人は大川恵子。)
桜町弘子はよくあるお店の一人娘役だったが、三人娘随一の演技力を発揮していた。
出演
大友柳太朗 (むっつり右門こと近藤右門)
進藤英太郎 (あばたの敬四郎こと村上敬四郎)
堺駿二 (岡っ引き・おしゃべり伝六)
丘寵児 (岡っ引き・ちょんぎれの松)
戸上城太郎 (佐渡から逃げていた紅蜥蜴)
丘さとみ (女中お直、上総屋の色)
里見浩太朗 (山崎浪人、志乃は心引かれる。)
桜町弘子 (町娘お志乃)
黒川弥太郎 (町奉行神尾元勝)
三島雅夫 (上総屋太佐衛門、志乃の父)
スタッフ
監督 : 松田定次
原作 : 佐々木味津三
脚色 : 鈴木兵吾
撮影 : 川崎新太郎

右門捕物帖 紅蜥蜴 1962 東映

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