ミステリチャンネルでの第14話である。
ハリウッド・スターのヴェラ・マイルズが主演している。
絵画収集家のリリアン・マグロー夫人が、自宅で刺殺された。
現場に残された「青の女」の絵の下から、若き日のリリアンを描いた肖像画が現れた。
殺された奥さんには、過去があった。
従姉妹のセレステは、彼女が結婚前に画家と同棲し、彼の殺人の現場を見ていたと証言する。
肖像画は、その画家が描いたものだという。
視聴者へのヒント:
あなたの鼻より低いもの。(何のこっちゃ?)
絵に手を加えるのは、エラリーの好きなプロットだ。
話としては良くできていると思う。
脚本
ロバート・スワンソン
出演
ヴェラ・マイルズ(セレステ、「サイコ」「間違えられた男」「捜索者」「リバティバランスを撃った男」その他多数主演)
エドワード・マルエア(オークショニア、TV「ナイトライダー」マイルズ役)
アルフレッド・ライダー(フランスのグラベット警部、ブロードウェイの名優で他にTV「インベーダー」)
フォレスト・タッカー(マグロー氏、戦前からのB級映画スター)
ウッドロー・パーフレイ(精神科医、「ダーティハリー」の脇役)
レギュラー:
ジム・ハットン(エラリー)
デビッド・ウェイン(リチャード)
トム・リース(ヴェリー巡査部長)
ジョン・ヒラーマン(エラリのライバル、サイモン・ブリマー)
–ネタバレ–
いくら脇役がたくさん顔を揃えても、天下のヴェラ・マイルズが出てくれば、誰が犯人か明らかである。
しかも、彼女はすでに老けていた。
あれだけ綺麗だったのに、悲しい。
名脇役アルフレッド・ライダーを見ていると、なぜか三谷昇を思いだす。
二つの顔の女の冒険

二つの顔の女の冒険 エラリー・クイーン 1976

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