アメリカ民主党の元副大統領アル・ゴアのドキュメンタリー映画。
地球温暖化をテーマとしている。
まず地球温暖化は存在する。
(いまだに存在しないと言っている国家も存在する。)
さらに地球温暖化対策は危急の問題である。
この映画の後、さまざまな反論が寄せられ、地球温暖化は確かに存在する。
しかしここで言うほどに危急の問題ではないというのがコンセンサスであるようだ。
どちらにせよ、地球温暖化がないと言い張っていた国を黙らせた功は大きい。
プレゼンテーションの教科書ビデオとしても優秀作品だ。
三木谷氏には、スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションと合わせて学ぶことをおすすめする。
ドキュメンタリーと言っても、マイケル・ムーア監督のような過激な映画ではない。
大統領選挙で政府をかすめ取られたブッシュ政権に対しては、ちくりと嫌みを言う程度であり、決して政治的ショーにはしていない。
監督 デイヴィス・グッゲンハイム

不都合な真実 2006 アメリカ

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