阪神9Rでスローな展開になって国分優鞍上のメイショウリョウマが逃げ粘り金星を挙げた。二着に武豊が乗る3枠の差し馬トウシンモンステラ(一番人気)が突っ込んだ。それを受けてマーメイドSも内枠かと思ったが、JRDB安井の展開予想によると枠順の有利不利はないとのこと。冬場の時計に優るフーラブライトは馬体重がまた増えているから、せいぜい三着まで。
連軸は上昇度を買ってディアデラマドレで良い。相手は穴馬の逃げ粘るアイムヒアー、先行するコスモバルバラ、差しならカノンが良さそうだ。
そこで色気が働いてしまった。8のゾロ目はこの際省いても、枠連5-8なら一点で取れると。
実際のレースはアイムヒアーが逃げるが、コスモバルバラが鉄板マークする。ディアデラマドレは中団の後ろ、フーラブライトはそれを後ろから見る位置に付ける。
直線でコスモが先頭に立ったが、外からディアがあっさり伸び抜き去る。コスモが思った以上に粘るところを、三番手のアイスフォーリスはゴール前で失速し、フーラブライトが三着に上がったところがゴール。
アイムヒアーまでしか買わないとさらに人気薄のコスモバルバラが二着に入る。
やはり総流しが一番である。

エプソムCは内枠で決まった。予想勝ち時計が1分45秒台だから1分46秒2の勝ち時計はスローペースだった。
一着はスローペースを中団インで辛抱した1番枠ディサイファ、二着は先行した海外帰りの3枠マイネルラクリマ、三着は道中ディサイファの後ろに付けていた2枠ダークシャドウ、一番人気でハーツクライ産駒として府中の日曜メイン四連勝を狙う7枠マジェスティックハーツは上がり最速で追い込むが六着に終わった。
スピードならどれを買っても良かったし、狙いたかったシルクアーネストはプール調教ばかりで足許不安。
だから、このレースはまったく買う気がおきなかった。
結局、この東京開催は雨が降ろうと槍が降ろうと内枠が圧倒的に有利である。

Pineapple Pineapple
(1990/10/15)
松田聖子

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マーメイドS 2014年 ディアデラマドレ

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