1987年製作のテレビドラマ第二弾だ。モース主任警部ジョン・ソウ)の大学ミステリ

 

 

海外学力検定委員の贈収賄がらみで、ニコラス・クインが毒殺される。その謎が解けぬまに、オグリビーも服毒して死んでしまう。
いったい誰が殺したのか?誰が収賄をしてるのか?

 

 

原作を読んでいないので、比較はできない。これが日本の社会派推理小説なら、文部省か外務省から内容に圧力がかかる展開だ。
実は最初から犯人を暗示している。しかし共犯者については、思わぬどんでん返しがあった。

 

モースが誤認逮捕する癖は、ドラマ2作目からはじまったようだ。これも日本なら訴訟になると思うのだが、なぜイングランドでは訴えられないのか(笑)

 

モニカ役のバーバラ・フリンが美しく見えた。素顔は当時すでにおばさんだったらしいが、鼻の高いドリス・デイのようで好感を持った。
ミス・マープル「スリーピング・マーダー」でケネディ医師を演じたフレデリック・トリーヴズもゲスト出演していた。

主任警部モース「ニコラス・クインの静かな世界」 (コリン・デクスター) ミステリチャンネル

投稿ナビゲーション