早々に取り消しになってしまった。ダービーに出走できれば上位入着確実だったのに、もったいない。
おかげでレースのレベルが下がった。
2分24秒台は無理だろう。
一番人気の皐月賞馬イスラボニータはマイラーである。
二歳時東京スポーツ2歳Sでレコード勝ちがあるようにスピード馬である。
皐月賞では他のメンバーのレベルの低さに助けられたが、ダービーでは距離の不安がつきまとう。
もっとも父の同期ジェニュインのように2着に粘る馬もいるが。
トゥザワールドも2歳レコード勝ちがある馬だ。
要するに皐月賞はスピードの絶対値で上位一二着が決まった。
今回は他陣営も前半ためて瞬発力勝負に持ち込むだろう。

皐月賞上位二頭のどちらかあるいは両方が崩れてもおかしくはない。
過去五走で上がり一位になったことがある回数を比較してみた。
未勝利やあまり注目されなかった平場は無視すると、
ワンアンドオンリー 弥生賞、皐月賞と高いグレードのレースで二回連続
マイネルフロスト 毎日杯で一回
アドマイヤデウス あすなろ賞、若葉Sの2回
ショウナンラグーン セントポーリア賞、青葉賞の計2回
スズカデヴィアス すみれSの一回
ベルキャニオン 共同通信杯、プリンシパルSの2回
ハギノハイブリッド 福寿草特別、新緑賞の2回
タガノグランパ シンザン記念、ファルコンSと条件特別戦の三回(しかし短距離馬)
レッドリヴェール 新馬、札幌二歳Sの二回
トーセンスターダム 新馬、京都2歳S、きさらぎ賞の三回
ワールドインパクト 大寒賞の1回(ただしハギノハイブリッドを倒した)
やはりワンアンドオンリーが優秀だ。
ついでトーセンスターダム、ベルキャニオンか。
アドマイヤデウスも本来の力を発揮すれば皐月賞のようなことはないはず。
最近の臨戦態勢としては皐月賞直行組だけでなく、トライアル(青葉賞、京都新聞杯)を勝った馬が好走している。
ショウナンラグーンが中を割った青葉賞

二着のワールドインパクトは入着狙いの乗り方で好感が持てる。勝ったショウナンラグーンの勝ち方ももウィンバリアシオンを彷彿とさせた。
ハギノハイブリッドが差し切った京都新聞杯

全体に軽いレース
ベルキャニオンが勝ったプリンシパルS

勝ったベルキャニオンは正攻法で外に出して完勝だった。多分相手関係が楽だっただろう。
調教後体重の変動では、ワンアンドオンリーは調教で思うような速い時計が出ずに失敗したが、12キロ増と馬体がふっくらしている。
アドマイヤデウスは8キロ戻ってきた。
トゥザワールドも12キロ戻した。
ベルキャニオンは輸送のない関東馬だが18キロ増と若干緩んでいる。
ハギノハイブリッドは関西馬でありながら馬体減。
レッドリヴェールは軽量馬だがそれにも増してやや薄い。メイチの仕上げだろうが当日減りすぎていると難しい。
トーセンスターダムは逆に6キロ戻した。
あと近年好走する枠順はやはり1番枠の追い込み。
かつては7枠が良い時期や大外に単枠指定馬が来る年があったが、今は8枠なら逃げだ。
連勝率なら3枠から6枠ぐらいまでか。ウォッカは2枠だった。
定年近い調教師は是非勝ちたいはず。
橋口調教師、大久保調教師が究極の仕上げをしたはずなんだが、ワンアンドオンリーの最終追い切りは先も言ったとおりラスト1F13秒台がもの足りない。
今のところ連軸として
◎ショウナンラグーン
を上げておく。
以下、
○ワンアンドオンリー
▲トゥザワールド
△トーセンスターダム
×イスラボニータ
×レッドリヴェール
×ベルキャニオン

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