(2005年4月の懐音堂記事)
タイムドメイン社のアクティブスピーカー・ミニをパワーマックに繋いでいる。
こいつは安価に関わらず、ハイエンド顔負け(?)の音を出す。
エンクロージャーが球体で柔なので、実に音が柔らかい。クラシックやボーカルは得意である。
ジャズのゴリゴリベースやロックのきらびやかなシンバルは苦手だが、それは音質の問題であり、インパルス応答は良さそうだ。少なくとも理論上はそうだ。
音楽としてはどのジャンルでも聞きやすい音になる。しかし優しい音というのでもない。
すこしだけリッチな音楽を楽しむため、1万8千円のお金を惜しくないという、お金持ちにはお勧めだ。

タイムドメインから、おそらくOEMか技術供与を受けている、富士通テンは、トヨタの関連企業だ。
時代は名古屋、名古屋と言えばトヨタ、トヨタと言えば丸形デザイン、丸形デザインといえばエクリプス。
根が一本に繋がっているということは、オーディオ業界では知られているのでしょうか(笑)
日本の金型技術は世界一なのに、国産スピーカーにはあんまり応用されていないような気がする。
シングルコーンの重要性が再認識されてきた一方、箱の方がいつまでも立方体なのは、不思議だ。

ここからは2007年の記事。
エムイーティーも、タイムドメインをはじめた。
誰か人身御供になって試聴記を出して欲しい。

タイムドメインと富士通テン

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タイムドメインと富士通テン” への2件のフィードバック

  1. 昭和40年だったか41年の時にトヨタ車には純正でテンのカー・ラジオが付いていました。オート・サーチで局を拾って行く技術には感心しました。トヨタがもっと早い段階でデンソーと一緒にすれば良かったのにと思った私見でした。当時は。

  2. 昭和40年だったか41年の時にトヨタ車には純正でテンのカー・ラジオが付いていました。オート・サーチで局を拾って行く技術には感心しました。トヨタがもっと早い段階でデンソーと一緒にすれば良かったのにと思った私見でした。当時は。

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