日航機ものの大作。
警察小説の大家横山秀夫の作品。
半落ちで直木賞選考委員から叩かれた(直木賞とは訣別宣言をしている)ので、その腹いせにちがったジャンルの作品を世に問うた。
日航機事故が起きた際の地元新聞社の不眠不休の奮闘と営業部の専横、経営者の怠慢を告発している。
少し冗長でまとまりがなかった。
あまり人件費は掛けていないが、一人一人が乗って仕事をしていたのがわかった。
ただし、それが映画全体の勢いにつながったわけではない。
カメラマンが多すぎるのも途中で気になった。
またこういう映画の堺雅人は演技過剰で空回りしやすいから注意が必要だ。
監督 原田眞人
脚本 加藤正人 成島出 原田眞人
原作 横山秀夫
撮影 小林元 古野健也 河邊則宏
空中撮影 酒井隆史
原作 横山秀夫
出演
堤真一 (悠木和雅)
堺雅人 (佐山達哉)
小澤征悦 (安西燐太郎)
田口トモロヲ (岸円治)
堀部圭亮 (田沢善吉)
マギー (吉井弁次郎)
尾野真千子 (玉置千鶴子)

クライマーズハイ 2008 東映・ギャガ

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