少しグロい所のあるリアル迷路ゲームだ。ジャーロではないが監督がイタリア系だからイタリアンホラーぽい。
まず、このアイデアを動かそうと思った奴はパイロット版をテレビでやったのかな。普通の国のテレビ局ならこのセットぐらいスタジオで簡単に製作できるはずだ。それとも最初からこれを映画としてシリーズ化に成功することを知っていたのか。

ゲームは簡単、立方体の部屋をたくさん積み重ねて、さらに大きな立方体の外殻に収めてあります。ある部屋から6つの方角に出ると、合同な立方体の部屋に出ますが、運が悪ければ、トラップに引っかかって身体中バラバラにされたり、酸を体に掛けられ溶けることでしょう。安全な部屋を探して外に出ることが目標です。

 

最初に罰ゲームの例として切り刻まれる男は別にして、四人の男と二人の女性がチームとなって迷路を抜ける。
残りのメンバーは殺される順に言うとまずレン、彼は脱獄王だったので、最初に靴を部屋に投げ入れトラップが無ければ大丈夫という法則を発見したのだが、顔に酸をかけられて顔と脳が溶けてしまった。
次に殺されるのは、ハロウェイという女医者だ。クエンティンに恨まれて殺される。
3番目がレブン、女性だが数学の秀才だ。クエンティンに背後から刺されて死ぬ。
4番目はクェンティン、黒人警官だがDVで妻子に捨てられた。艦橋に移ろうとするところをワースに足を抑えられ、入り口部分が閉まって、胴体真っ二つ。
5番目がワース、ここの設計技師だが外回りしか作ってないから中のことは知らない。最後は脳内出血で死亡する予定。
そして生き残って迷路を抜けるのがカザンアスペルガー症候群を持つが因数の数は数を聞くだけで当てる。
具体的には、キューブ全体の大きさはワースがわかっている。部屋の大きさもわかっていたから、部屋の数がわかる。だから外殻に近付くことができる。しかし外核と内部の立方体群の間に隙間があり、手が届く距離でない。無理して飛び移ろうとしたハロウィンはクエンティンに恨まれていることもあって、はるか真下に転落死させられる。
クエンティンのやり方についていけなくなった他のメンバーは彼を見捨てて三人で進む。そして部屋と出口をつなぐ艦橋に入ろうとする時、クエンティンが戻って来てレブンを刺し殺す。ついでワースと戦っている間にカザンは無事に外に出られる。クエンティンは部屋の間に挟まれて部屋が動いたため死んでしまう。元の部屋に閉じ込められたワースはクエンティンに投げ飛ばされたときに脳内出血を起こして、あと数時間の命だ。
誰に感情移入できるかと言うと、痛そうだけどワースが一番近いかな。
要するにこう言うゲームにやる気は起きない。たとえ死ぬとしても。
だからどうでもいい。
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本 ヴィンチェンゾ・ナタリ、グレーム・マンソン、アンドレ・ビジェリク
製作 メーラ・メー、ベティ・オア
製作総指揮 コリン・ブラントン
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出演
クエンティン 演 – モーリス・ディーン・ウィント
ハロウェイ 演 – ニッキー・グァダーニ
レブン 演 – ニコール・デ・ボア
レン 演 – ウェイン・ロブソン
ワース 演 – デヴィッド・ヒューレット
カザン 演 – アンドリュー・ミラー
オルダーソン 演 – ジュリアン・リッチングス
キューブ (CUBE) 1997 カナダ製作 迷路から逃げ道を探し出すサバイバルゲーム

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