エロ事師とは、エロ本を販売したり、ブルーフィルム(ピンク映画)を製作する人のことだ。
この作品はその生態を描いている。
現代のAV屋とはどこか違って、昔のエロには滑稽さと悲しさがあった。
遠い記憶を呼び起こしてくれる佳作だ。

 

 

小沢昭一、坂本スミ子が内縁の夫婦役を熱演。
中村雁治郎も出番は少ないが美味しい役回りだった。
他にも田中春男、殿山泰司ら豪華オールスターで楽しませてくれた。
近藤正臣は初の助演級演技だった。
それからフナが重要な役どころを演じているw。
カンヌ映画祭を取った作品「うなぎ」の30数年前に「フナ」の映画を撮っていたとは知らなかった。
よほど監督は釣りが好きなのか?

 

 

原作::野坂昭如
監督:今村昌平

“エロ事師たち”より 人類学入門(1966)日活

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“エロ事師たち”より 人類学入門(1966)日活” への0件のフィードバック

  1. エロは頭だ。身体じゃない。

    「エロ事師たち」野坂昭如 読了 普通のエロでは満足行かなくなった男達に、目新しいエロを届ける「エロ事師」たちのお話。 独特の文体が昭和の雑然とした雰囲気を醸し…

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