日暮しは、RCサクセションの前身であるThe Remainder of Clover (RC)の武田清一(忌野清志郎の先輩)が結成した三人組グループ(一時四人組だった)。昔から活動していたが、77年末に発売した「い・に・し・え」が中野良子、木村功主演の読売テレビドラマ「恋歌」(原作五木寛之)に採用されて人気になり、年が明けて番組が終了してもヒットの勢いは衰えずロングセラー(オリコン最高14位)となった。

グループの曲作りは武田が中心になったが、バンドの華は何と言っても紅一点、キーボード担当の榊原尚美だ。清楚な外見と(メゾ)ソプラノボイスで人気を集めた。

現在、アマゾン・ミュージックで全アルバムは聞ける。また昨年ビクター時代のLPも再発されたから、買って涙を流して聞いている人も多いはず。

映像は夜のヒットスタジオに出演した時の演奏。このときはキーボードの接続が悪くて、榊原は座ったまま何も弾かず歌っていた。だからgdgd。自社ドラマではないので、フジテレビも嫌がらせきついな(怒)と思った。

解散後、榊原尚美が杉村尚美と名を改めて、日テレドラマ「炎の犬」主題歌「サンセットメモリー」で再ブレークしたのは有名。

[amazonjs asin=”B016Q198P4″ locale=”JP” title=”ありふれた出来事 (UHQ-CD仕様)(紙ジャケット仕様)”]

 

「い・に・し・え」 1977 日暮し

投稿ナビゲーション