1971年新人豊作の年だった。五木ひろし(この年改名しただけだが)、八代亜紀という二大レコード大賞歌手をはじめとして、レコ大最優秀新人賞は小柳ルミ子、他に南沙織本郷直樹シモンズアン・ルイス野口五郎研ナオコ小椋佳欧陽菲々天地真理千葉紘子牧葉ユミヘドバとダビデなどがデビューしている。

この年、初めての男性歌手本郷直樹をデビューさせて本格的に自社歌手の営業を開始したバーニング・プロが女性歌手第一弾として送り出したのが野路由紀子だ。彼女は八代亜紀ほど濃くないが、千葉紘子よりはコブシが回る「可憐演歌」歌手として売り出された。

デビュー曲「私が生まれて育ったところ」がスマッシュ・ヒットとなると、二年目にもドラマ主題歌「北信濃絶唱」、三年目は「嫁入り舟」がヒット。さらにアルバム収録のカバーソングがオリジナル歌手よりも上手くて評判になった。

その後もコンスタントにシングルを出していた。しかしよくある話だが少し整形して綺麗になってから、レコード売れ行きが悪くなった。
引退して結婚、出産、離婚、スナック開業、廃業の後、2006年芸能界に復帰した。
しばらくの間、「年忘れにっぽんの歌」の常連だったが、近年はバーニング後輩の藤あや子長山洋子がこちらに出演するので、出られなくなった。
ちなみに娘はプロデビューしているR&B歌手、YUKALI。

映像は「夜のヒットスタジオ」1978年5月15日のもの。それが証拠に、野路に続いてピンクレディーが「サウスポー」の青コスチュームでスタンバッている。野路の曲はあまりヒットしなかったがドラマチックで良い曲だ。歌詞の方が地味過ぎた。(作詞千家和也、作曲北原じゅん)

ついでにこの後続けて歌ったピンクレディーサウスポー」。青コスはお気に入り。

野路由紀子 「星の夜北へ帰る」 1978

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