圧倒的キタサンブラック・ムードで始まった有馬ウィーク。
公開抽選でキタサンブラックが2番枠に入って、運も確実に強い馬だと思った。あとは武豊の負けフラグ(天皇賞・秋優勝後にキスシーンをフライデーされた)がどう作用するかだが、先行馬カレンミロティックが8枠に入ってかなり緩和されたと思う。

直前追い切りはどれもパッとしなかった。一週前追切りはキタサンブラックが8F95秒でレース並の調教だったが、それで仕上げてしまったようだ。

パドックはクイーンズリングサトノクラウンが良かったが、サトノクラウンについてはよく見えるときが負けフラグ。松本憲二の意見を採った人はお気の毒。

当日は曇のち晴れの良馬場。毎年のことだが、8日目の開催になると、多少時計が掛かっている。

サトノクラウンがゲート入りでごねたため、キタサンブラックはまた突進しそうになったが、持ちこたえた。

キタサンはジャストミートの好スタートを切り、1000mが61秒台とマイペースに流したが、2コーナーを挟んで向正面の3Fラップが39秒3ととんでもなく遅い。そうなるとラスト5Fを59秒3にまとめる芸術的上がりで、余裕の独走優勝である。勝ち時計は2分33秒6。

外人ジョッキーが5人揃っていながらの日本人ジョッキーの勝利だけに、とやかく言えないw。他の日本人ジョッキーが「外人に勝たれるぐらいなら武豊に勝たせよう」と思っていたなら笑えるが、その場合でもキタサンを外人が鉄板マークすれば良いだけだ。昨年サトノダイヤモンドはそうしたが、今回のメンバーにコーナー6回のコースで、そういう器用な馬がいなかった。

 

2着は3番枠から好位の内でじっと我慢して勝ちに行かなかったルメール騎乗牝馬クイーンズリング。シュヴァルグランとスワーブリチャードが直線で来るのを待って追い出して首の上げ下げで、準優勝を確保して引退だ。ルメールも新年から騎乗停止なので、今のうちに稼ぎに稼いでいる。

3着は5枠に入っていたジャパンカップの勝ち馬ボウマン騎乗シュヴァルグラン

4着は7枠の3歳馬スワーブリチャード。騎乗したデムーロは直線内に差さって騎乗停止となった。

5着は追い込んだルージュバック

6着は二番手に付けていたシャケトラ

サトノクラウンは思った通り後方ママで13着に沈む。

全レース終了後、中山競馬場では北島三郎を囲んで「キタサンブラックお別れセレモニー」が開催された。

北島はなんと新曲「ありがとうキタサンブラック」(チャリティー曲)を発表し、最初で最後のカラオケ版「まつり」を観客の目前で歌った。
何故か馬主会副会長の元歌手山田太郎も一緒になって声を張り上げていた。
山田太郎は北島三郎の元の事務所「新栄プロ」の先代社長の息子であり、現社長である。

「ありがとうキタサンブラック」は、「さらばハイセイコー」のようにヒットするだろうか。

有馬記念 2017 キタサンブラック 武マジックでGI七勝目

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