ジェラール・フィリップ一世一代の演技か。
彼の奥さん役ジャンヌ・モローも怖いおばさんをやらせたら天下一品。
しかし監督ロジェ・バディムの奥さんアネット・バディムの美しさには参った。
肉体派のアネットがジェラールを拒み続けてるところは興奮した。
従姉の娘ジャンヌ・ヴァレリーも、セクシーシーン満載で楽しませる。
話は18世紀の原作とは遠く離れた1960年のフランス。
エリート外交官ジェラールは妻モローとお互い公認で浮気を楽しんでいる。
モローは自分の彼氏と婚約した、若いヴァレリーをジェラールに落としてと頼む。
彼は、ヴァレリーがスキー場へ行くと聞き、早速ついていく。
しかしそこで貞淑な人妻アネットと知りあい、恋に落ちる。
アネットは、ジェラールの心を知りながら彼を拒み続ける。
モローはジェラールの変化を知った。
今まで誰と寝たって冷静だった彼が、今回ばかりはぞっこんなのだ。
モローは、不安を覚えながらニューヨークへ旅立つ。

セロニアス・モンクの強烈な不協和音が、映画とあっていて格好いい。
ジャズ・メッセンジャーズが演奏しているが、前半の曲はセロニアスが弾いていたのではないか?
後半は「危険な関係のブルース」がかかりまくって、一気に幕切れを迎える。
繰り返すが、何と言ってもこの映画はアネット・バディムだ。
美しすぎる。
役柄ほどは年かさは行っていなかっただろう。
役作りだろうが、ピュアな感じがした。
この作品が、遺作になったジェラール・フィリップ。
彼は今の自分より年下のはずだが、頬がこけて老けて見えた。
役柄で死んで実際にも死んでしまうとは、大スターの彼らしい最期だ。

危険な関係 1959 フランス

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