昨年(2015年4月-6月)に放送したアニメ「響け!ユーフォニアム」の総集編が劇場版として上映された。

内容は先ずアフレコがすべて新録音になっていて、熱心に見入っていた人にはわかるレベルで改変されている。

それに合わせて作画も微妙に調整されている。

北宇治高校はかつては吹奏楽の名門だったが、昨年は県大会銅賞を取っただけで昔の見る影もない。新入生の久美子は新天地を求めて遠く離れた北高吹奏楽部に入部したが、そこで麗奈とまさかの再会を果たす。中学時代吹奏楽京都府大会でダメ金をもらっても冷めていた久美子の前で麗奈は泣いて悔しがった。それ以来、麗奈に対して苦手意識がある。部活の顧問が交替し新任者がやってくる。その滝教諭は早速学生に全国大会を目指すか、一年間楽しければ良いかどちらか選べという。学生たちは何となく「全国大会を目指す」を選んだが、滝先生は本気で、体力作りから徹底的にやり直す。昨年までぬるま湯につかっていた上級生は猛烈に反発する。

 

 

変更点の中で大きかったのは、春のサンフェスでマーチングバンドとして「ライディーン」をワンコーラスをちゃんと演奏したこと。この演奏が成功して北高吹奏楽部に大きな自信を与える。
トランペットの吉川優子が早練で登校するとオーボエの鎧塚が先に登校していて吉川の様子が変わっていることに気づくシーン。第二巻の主役でもある鎧塚(CV種崎敦美)の台詞が増えている。
久美子の演奏個所をカットされて夜泣いて下校するシーン。テレビアニメよりオーバーアクションに感じた。
ラストの県大会演奏シーン。ここは作画のみの加筆。
エンディングの主題歌をTRUEがブラスバンドをバックに歌い直している。

 

 

正味20分×13回の話を1時間45分の映画に圧縮するのだから、美味しいシーンも主筋からそれたものは大幅にカットされていた。大作「聲の形」の映画化を秋に控えてやむを得ないが、全体的に内容は薄くなっている。

さらに気になったのはナレーションの黒沢ともよである。前回は素人っぽく淡々と読み上げるだけだったが、それが彼女のキャラ黄前久美子に合っていた。今回はナレに感情を乗せすぎた。一度全部を演じ切った後のリテイクだからだが、くどい感じがした。

やはりこの話は映画よりテレビアニメの方が良い。どこかの配信サービスでお金を払って見て下さい。

 

なお、テレビアニメ第2弾は10月から始まる予定である。おそらく関西大会(近畿大会)および全国大会の様子が描かれるだろう。

監督 : 石原立也
脚本 : 花田十輝
原作 : 武田綾乃
キャラクターデザイン : 池田晶子
シリーズ演出 : 山田尚子
美術監督 : 篠原睦雄
音響監督 : 鶴岡陽太
音楽 : 松田彬人
演奏協力 : フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
音楽監修 : 大和田雅洋

配役:
黄前久美子 : 黒沢ともよ(ナレーションも)
加藤葉月 : 朝井彩加
川島緑輝 : 豊田萌絵
高坂麗奈 : 安済知佳
田中あすか : 寿 美菜子
小笠原晴香 : 早見沙織
中世古香織 : 茅原実里
滝 昇 : 櫻井孝宏


月末に神大で生体腎移植手術をすることが決まりました。今日入院し予定どおりなら来週手術します。ドナーは80歳になる父です。リスクの高い手術ですが、最悪の場合でも自分が透析になる程度です。

今回は脳内出血、腎がんに次ぐ三度目の大きな手術ですし、術後も相当量の免疫抑制剤を飲むため、長く入院しています。したがってしばらくFacebook等の更新は出来そうにありません。しかし映画ブログの方は既に来年分まで公開予約しているのでしばらくは定期的に記事が出ます。

まあ、読んでる人も最近全然いないので構わないだろうと思いますw。

では皆さん、お元気で。

劇場版 響け!ユーフォニアム 2016 京アニ(松竹)

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