正月に放送された天才女優満島ひかり主演の「江戸川乱歩短編集」が続編として新たにサブタイトル「怪しい愛の物語」を加えて始まった。(全3話)

第一弾は「何者」という作品である。大恐慌が起きた1929年に発表された中編だ。佐藤佐吉の演出でお送りする。

ある夜、良家のボンボンである作家結城弘一が自宅で足の甲を撃ち抜かれ金製品が盗まれた。アリバイのないのは第一発見者で友人の甲田だけだ。弘一によると弘一と甲田は志摩子を挟んで三角関係にあった。また盗品が池から発見される。あの事件は窃盗傷害事件でなく殺人未遂事件だったのではないか?この後に及んで弘一の推理を参考にして波多野警部は甲田を逮捕した。ところが結城家の居候赤井は違う人間を犯人に指名する・・・

また赤井=明智小五郎(満島ひかり)は妙なメイクで出てきた。最初は目の錯覚かと思った。前半はほとんどセリフがなく、ユーモアな動きで印象付けた。
配役はすごく真っ当だったが、佐藤佐吉作品である前シリーズ「心理試験」や金田一耕助シリーズの「殺人鬼」と比べて面白みはなかった。

何者 2016 江戸川乱歩短編集2 NHKBS

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