カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。

前科者マックスと恋人から逃げ出した船員ライオンが南カルフォルニアの田舎で出会って意気投合し、東部の大都市ピッツバーグで洗車業を始めようとするロードムービー。

金がなくヒッチハイクや貨物列車に潜り込み何とかマックスの妹宅で一息つく。しかしデンバーでマックスがつまらない喧嘩をして二人は一ヶ月の更生施設送りになり、ライオンはおカマを掘られそうになる。やっと出所してデトロイトまでやって来た。ライオンはそこで元恋人とまだ見ぬ子供に会うつもりだったが、恋人は他の男と結婚しており、会わせたくないので子供は死産だったと嘘をつく。ライオンはショックで暴れて病院に入れられ、統合失調症の診断が下り、精神病院へ転院させられる。マックスはこれからもライオンの面倒を看るつもりだ。

 

 

バディ映画であり、「イージーライダー」型のあぶれ者たちのロードムービーだ。でもヤクはやっていない。監督が無垢な二人と呼んでいたが、子供のまま大きくなった人間たちが世の中にどう適応するか、適応できないのかという映画だろう。
とくにライオンの夢は、かかし(スケアクロウ)のように風景に溶け込んでいるが世の中の役に立てる人間になりたいことだった。それは尊いことだが、あまりに無垢すぎた。

 

監督 ジェリー・シャッツバーグ
脚本 ギャリー・マイケル・ホワイト
製作 ロバート・M・シャーマン
撮影 ヴィルモス・ジグモンド
音楽 フレッド・マイロー

配役

マックス ジーン・ハックマン
ライオン アル・パチーノ
コリー ドロシー・トリスタン
フレンチー アン・ウェッジワース

スケアクロウ 1973 WB

Related posts:


投稿ナビゲーション