ニコニコ生放送で珍しく美術展覧会を特集しているので、タイムシフト放送で見てみることにした。
チェコのモラヴィア出身でパリを中心に活躍したイラストレーター兼画家であるMucha (チェコ語でムハ、フランス語でミュシャ)の展覧会が国立新美術館(乃木坂)で行なわれている。

ミュシャに関する番組はすでにNHKでレポーターに多部未華子起用してパリとチェコの各地を回った美術番組を見た。映像はニコ生よりはるかに美しかったが、多部未華子には荷が重かったようだ。代表作「スラブ叙事詩」に絡めてチェコの歴史部分にまで触れていたが、時間が不足して物足りなかった。汎スラブ主義だったのか、チェコスロバキアの愛国者だったのか良くわからなかった。

一方、ニコ生では「夜は短し歩けよ乙女」や「謎解きはディナーの後での表紙画を描いたイラストレーター中村佑介と中東欧文学者の阿部賢一が国立新美術館休館日にミュシャの絵画やイラストを直接見ながら解説してくれた。ネットなので映像は良くなかったが、中村佑介は現地で見たことがあるそうでイラストレーターの観点か美術的に詳しく解説してくれた。その代わり、東大の先生は聞き手に回り学術的な紹介はあまりなかった。
今NHK版を見ることができるか知らないが、NHKで基礎知識を入れてからニコ生(TS)を見ると一層楽しくなる。
勿論、東京の人は現地へぜひ足を運んで欲しい。